活動報告

第40
熊本救急集中治療研究会
     セッション6

 今年の研究会は、平成28年2月21日に熊本労災病院で開催されました。
 消防職員の発表は、セッション6「病院前救護」に9題の発表がありました。
 会場からもたくさんの質疑があり、とても有意義なセッションとなりました。

座長
八代広域消防 右谷寿浩氏
熊本総合病院 小出俊一先生

31 雷撃症によるCPA~救命の連鎖により社会復帰に至った症例~
八代広域消防本部 宮村一海氏
32プレホスピタルにおける救急救命士による静脈路確保及び薬剤投与の現況と展望について。
 八代広域消防本部 里見 隼氏
33 くも膜下出血急変患者の長距離搬送症例
 上益城消防組合消防本部 那須村 亮氏
34 初発の意識障害における血糖値測定症例
 宇城広域連合消防本部 高嶋昭徳氏
 救急隊員と救急病院スタッフ協働勉強会(4R塾)の現状と課題
 熊本市消防局 吉良 実氏


座長
 八代広域消防 上村総司氏

 

36 多職種連携により解決した高齢者患者の一例~救急隊と地域包括支援センターの役割とは~
 熊本市消防局 荒木龍起氏

37 視聴覚教材を活用した小児救急勉強会の取り組みについて
 熊本市消防局 佐方祐貴氏
38 救急隊員部会活動報告 救急現場におけるKiller-diseaseへの挑戦
 熊本市消防局 朝倉一郎氏
39 指令担当者が把握できなかった心肺停止症例の考察
 熊本市消防局 平川雅敏氏




第1回 学会発表研究塾(発研塾)開催

活動報告写真


日 時 平成27年12月14日(月)14時から~16時
場 所 熊本流通情報会館 第3研修室
参加者 8人

 最初の研究塾ということで、これまでの発表のことや発表で悩ましいと思ったことなどを20分程度和やかにフリートーキング。

1 過去の発表スライドがテンプレートのようになってしまってい てもっと良い作り方ってないのだろうか?
2 発表に加えることと省くことの整理に悩むことがある。といった話も・・・・


既成概念を取り払う
「抄録」を皆で読み込んで、抄録について考えてみる(資料:抄録2例)

☆抄録ってどう使われる物?=参加する人が事前に目を通して、参加してみよう!
 いろんな構成や手法があるけれども
 大切なのは「言いたいこと」=「結論」がシンプルに伝わること
  参加してみたいと心が動かされるような、わかりやすい内容か?

☆資料の抄録を深読みしてみよう!
 出来上がってる抄録を読んで → こんな風に作るもなんだと思い込んでいないか?

 【塾終了後の雑談で出た話】
 抄録から面白そうだと思って参加したら、思ってたポイントと違っててがっかりした。
 逆に、抄録では全く期待してなかったのに、とてもいい内容だったという経験がある。
 ➡本当は「趣旨が良く伝わらない抄録」でも高尚なものだと思い込んでない?
 え?それってホント?という「?」を大切にできるセンスを磨くことが発研塾の原動力

構成を考えてみる どこから作るか?

コツ
 1.自分が一番言いたいこと「結論1つ」をはっきりさせる。
 2.結論に向かって何が必要で、どの順番に話すと良いか、構成の柱を整理する。

逆転の発想 「結論」から書き出しに向かって整理してみる。
 「結論」➡「考察」=「結果を分析して」このように考えた➡「結果」=「方法」を使ったら こんな結果が出た。➡「方法」と「対象」=「仮説」を確認するための適切な方法と対象はこれだ。➡「仮説」=こんなことがあるのではないかと思った。

「演題名」と「はじめに」は最後にしか書けない
 ☆項目を正しい順番に並べ替えると
 「仮説」こんなことがあるのではないかと思った。
 「対象」仮説を確かめるにはこのような対象が適切と考えた
 「方法」仮説を確かめるにはこのような方法がふさわしいと考えた
 「結果」そしたら、こんな結果が出た(ここで考察する必要はない)
 「考察」結果からこんなことが考えられた
 「結語」だから私は、こう主張する。
  発表構成の柱が完成!

 ☆「発表したいことが本当に伝わる題名」をつける

 残念な題名例 「CPA症例」
 ➡CPAの発表ということはわかるけど何を言いたいかはわからない

 たとえばこうする
 ➡「難渋する吐物逆流のあるCPA患者を挿管により救命しえた1症例」
 こうすると、題名を見ただけで抄録の内容を読んでみようという魅力が増す

 ☆「はじめに」
  ここは、題名を補足して「発表の全体像」を簡単にまとめたところ。
 つまり全体像ができてないと作れるはずがない!

 今後は、メーリングリストを作って意見交換をしながら、「発研」を続けてゆきましょう
 ということを話し合って散会しました。